体力向上策(実践編)

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体力向上

体力向上に無駄はない

 「警察学校を過ごせば、無理やりにでも体力は向上するだろうから、ある程度体力をつけとけばいいか」

なんて考えだったら、すぐに変えてください。警察学校で体力向上はしますが、体力が低い人ほどキツイです。

 体力にかなり自信があった人は、辛いときもありますが、私から見た限りでは相対的に楽そうでした。というのも腕立て100回できる人と30回しか出来ない人でも、警察学校では同じ回数だけやります。すると、必然的に30回しか出来ない人はキツイですね。

 出来る限り、体力を向上させておいて損はありません。

私の体力向上サイクル

   私がどのように基礎体力を上げたか説明します。
      用意するもの
        ・ 記録帳
        ・ タイマー
        ・ プロテイン
上記の物を用意して、私は市営のジムに通いました。

 私は大きく5つに分けてトレーニングを計画しました。
  1. 持久力
  2. 休憩(持久力)
この5つをメインテーマに5サイクルでまわしていきます。

《背》1日目 (目安1.5時間)
      ラットプルダウン懸垂が出来る人は懸垂をやりましょう)
        44.5kg    8、6、4、2
        34.5kg    10、9
        24.5kg    16、13
      ベントオーバーローイング
        20kg     10、8、7
        10kg     15
      シーティッド・プーリーロー
        150kg     13
        130kg     11
        110kg     10
        90-70-50kg 自分が出来る限り
 最後は、90kgで始めて「もう無理」と感じたところで70kgへすぐに変えて、休憩なしで「もう無理」と感じるまでやり、更に同様にして50kgをや
          ります。
      シットアップ
        30、30、30、30
      クランチ
        70、70、70
《胸》2日目 (目安2時間)
      ベンチプレス
        50kg  8、6、4、3
        40kg  10、6
        37.5kg 7、6
      ダンベルベンチ
        12.5kg 5
        10kg  11、11、8
      バタフライ
        25kg  5
        21kg  9、9、9、8
      バーベル・ショルダープレス
        20kg  8、7、7、6
        10kg  9、10
      ダンベル・ショルダープレス
        10kg  4、3
        7kg    8、7
      サイド・レイズ
        5kg   8、7、6
        3kg   12
      ※  家で出来たら腕立て(出来るまで)
《持久力》3日目 (目安1時間)
      1時間走
        なるべくスピードを上げすぎないことが重要
        最初は、30分間走から始めて、最終的には1時間を10㎞/hの速さで走り
       きること。目標達成後は時間を延ばしたり、速度を上げてみる。
        時間は90分間以上はトレーニングによくないので、やらない。
      腕立て(家で出来たらやる)
《脚》4日目 (目安1時間)
      スクワット(バーベル使用します)
        80kg  1
        70kg  10、11、11
        50kg  15
        40kg  16
      カーフレイズ
        60kg  20
        70kg  17、20、20
      レッグエクステンションレッグカール
        30kg  10
        30kg  10
        30kg  10
        27kg  11
        27kg  11
5日目
      休憩
      ※ トレーニングを重ねていくと負荷も慣れてきたので、私は軽い30分間
       走をしていました。というより、ジョギングにはまってしまいました。

このサイクルを繰り返します。胸筋に疲労が残っていないときは、出来るだけ腕立て伏せをやってください。腕立ては………重要なのです(笑)
 ただ、メニューは人それぞれなので、各人に合ったメニューを考えてみてください。上記筋トレメニューを参考にしていただく幸いです。
 また、初心者の人はバーベルを使うことに戸惑いがあるかもしれません。私は、筋肉ムキムキの人がやってる中、隣でどうやったらいいか見よう見真似で、わずかな重量しか上げられないのにコンプレックスを感じましたが、体格細い人も時たま来てやってるので慣れました。ついでに、正しい筋トレの仕方とかは気前の良さそうなおじさんとかトレーナーの人に聞いてみてください。意外と話が盛り上がってきて、ジムに行くのが楽しくなります。

 さて、ここで用意するものの使用方法を説明します。
 第1に、記録帳は自分が筋トレをしたたびに記録してください。毎日つけているとだんだん回数が増えていくことに面白さや成長を実感できます。
 第2に、タイマーは各トレーニングの間にインターバル(休憩)を正確に取るために使用します。ジムに秒単位の時計があるときは不要です。
 第3に、プロテインはこの濃密な筋トレメニューを支えていくには必要な物だと思います。筋力アップには、筋トレ、栄養、休憩が必要です。私は、せっかく苦しい思いをして筋トレしたのに栄養が少ないために筋肉アップが低いなんていうのは嫌でしたので、プロテインを飲み続けました。