警察官採用試験概要
受験資格
3つのタイプに分けられます。
1 大学卒業程度 (Ⅰ類、A区分)
2 短大卒業程度 (Ⅱ類、B区分、あるいは高校卒業程度と同じ試験区分)
3 高校卒業程度 (Ⅲ類、C区分、あるいはⅡ類、B区分)
それぞれ受験する都道府県警察の規模によって、2と3が一緒になるところもあります。
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男性 |
女性 |
身長 |
おおむね160cm以上 |
おおむね154cm以上 |
体重 |
おおむね48kg以上 |
おおむね45kg以上 |
視力 |
両眼とも0.6以上
裸眼視力0.1以上かつ矯正視力1.0以上 |
色覚 |
職務に支障がないこと |
聴力 |
職務に支障がないこと |
疾患 |
職務に支障のある疾患がないこと |
その他 |
職務に支障がないこと |
※ 警視庁参照
+
・ 日本国籍を有しない人
・ 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当する人
⑴ 成年被後見人マタは被保佐人(準禁治産者を含む)
簡単に言うと、自立できない人
⑵ 禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受ける
ことがなくなるまでの者
⑶ 当該地方公共団体において懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から
二年を経過しない者
⑷ 人事委員会又は公平委員会の委員の職にあって、同法第五章に規定す
る罪を犯し刑に処せられた者
⑸ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した
政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこ
れに加入した者
実施試験
主に3つのタイプの試験に分けられます。
1 筆記試験
2 体力試験
3 面接試験 (集団討論を入れる都道府県警察もある)
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試験内容 |
教養試験 |
警察官として必要な一般教養について、多肢択一式による筆記試験
<知能分野>
文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈、図形判断
<知識分野>
人文科学、社会科学、自然科学、一般科目(英国数) |
論文試験 |
文章による表現力、課題に対する理解力、思考力、その他能力に
ついて、論文(記述)式による筆記試験 |
体力試験 |
職務執行上、必要な体力、敏捷性、柔軟性等の試験
例:腕立て伏せ、上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳び、握力等 |
適性検査 |
警察官としての資質や適性を判断するための筆記による検査 |
面接試験 |
面接による、警察官として必要な素質及び適性を有しているかの
口述試験 |
各県警によって、点数配分が決まっているので、よく確認して下さい。受験する場合は、どこに力を入れなければいけないのか決めなくてはいけないからです。
資格
柔道
剣道
語学
その他の資格などを有している人は、加点される場合があります。これは各都道府県警察の案内パンフレットを見ただけでは載っていない警察もあるので、採用説明会や採用係まで問合せをしてみて下さい。
私の印象では、やはり柔道・剣道の有段者は有利だと思います。次に空手や日本武道などの武道有段者、語学(最低限ビジネスレベル)があると有利だなと思います。
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