プライベートの制限 警察官になるには?と考える前に

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プライベートの制限

所在の明確化

 緊急時の招集に備えるため、休日に管轄外に出る際は、上司に報告しなければなりません。
  ・ どこに行くのか
  ・ どの程度の期間行くのか
  ・ 目的
等を書いて提出します。まぁ、現場に出れば外出許可を取れないということは無いです。ただし、毎回外出許可を取らなくてはいけないのが大変なんです。例えば、休日家にいるときに管轄外のあるショッピングモールに行きたいと思ったとき行けません。このへんは、無許可で管轄外に出たりとかすることもあると思います。
 しかし、それがバレたときは問題になります。これは大きな問題になることはないのですが、新人であればあるほど上司の信頼を失うでしょう。
 なかには、こういった近くへの外出について甘い上司もいますので、全員が全員厳しいわけではないと思います。

 まとめると、何よりも面倒なのが、「いちいち外出許可願いを出さなければならないこと」です。とにかく面倒なんです。

職場の先輩・上司との付合い

 職場の先輩との付合いが一番多い。あまり門前払い的に断ることはできないけど、あまり行きたくもない。最近は、先輩の方も気をつかう人が多いようで、配属先によってはそんなに多くはない。
 せっかくの休みだから、○○に行こうや○○するぞーと計画していたのに、前日になって先輩から「フットサルに行こう」などと誘われたら「分かりました」と返事するしかないだろう。
 というのも、新人であればあるほど、仕事を教えてもらわなければならない人なので、嫌われたらかな~り職務にとってマイナスの影響を与えます。つまり、警察に限らないと思いますが、世の中の仕事はOJTが多いですよね?先輩・上司に実務的な仕事を教えてもらう・学ばせてもらう必要があるので、休日であってもお誘いにはのる必要があるのです。
 でも、なかにはこんな状況もあります。「あの先輩って結構誘ってくるけど、いいから無視して(笑)」みたいな状況もあるので、助かっている後輩も多いと思います。
 民間や行政公務員と違うところは、住まいが近いということが大きな要因だと思います。新人の場合、特にこの付合いが多いのも、みんな同じ寮に住んでいますので、必然的に付合いも多いのです。

車の運転

 一般人の質問です?  
 「警察官もプライベートで、法定速度を守ってるんですか?」
 警察官の回答
 「職務中でもプライベートでも、法定速度は守っています。
  警察官に限らず、法定速度は守らなければいけないものです。」

と答えるでしょう・・・・・
 この場合、こう考えて下さい。
 もし、あなたが警察官になったとして、休日に法定速度を守って運転しているだろうか?と。むしろ、法定速度守って運転している人っているんでしょうか(笑)?交通の流れにしたがって走行しているため、結果的に法定速度を守っている人は多いと思います。あるいは日常の感覚的に60キロ前後で走行している人がほとんどだと思いますが、取り締まりの具体的方法を知っているので、中には意識的に法定速度を超えて運転している人もいるでしょう。

 ただ、交通違反をした場合の問題の重要性は大きいです。すぐに上司に報告しなければなりません。また、同僚にもすぐ伝わります。そして、勤務評価にも影響を与えます。なので、車を運転するとしても飛ばさない人が多いはずです。