交通課とは 警察官になるには？と考える前に
交通
交通指導係
交通指導係とは、いわゆる主に交通違反取締りを行う係です。この係にあの白バイはいます！みなさんが道路で見る白バイは主に交通機動隊所属の白バイと警察署所属の白バイの２通りです。
取締りの大変なところといったらまずは、危険。一歩間違えれば死に直面しますので、安全は全てに優先します。次に苦情や否認です。点数が加算される上に反則金も取られるので、気持ちは分かります。しかし、こちらも違反として現認して行っています。警察官の立場として意見を言うと、交通違反をしておいて文句を言うなんて逆ギレかよと言いたいです。逆に、ドライバーの方からすれば何で捕まらなきゃいけないんだよ！交通違反で捕まるなんて運が悪いだけだろ！と言いたくなります。たしかに、全ての道路で交通取締りを行うというのはあらゆる制約から難しいというのが現状ではないかと思われます。（私個人の意見です）
交通切符の作成ですが、ちょっと面倒ですね。慣れればすぐ書き終えるとは思うのですが、違反者が急いでいるときはミスを起こしてしまいがちです。
交通指導係には、白バイに乗らない警察官もいます。ただ、若い警察官の場合、白バイ隊員にならないかとの誘いがあります。私も白バイを乗れる人がいた方が取締がやりやすいなと感じました。
私のいた警察署では、交通指導係はわりと雰囲気がよく働きやすい職場でした。刑事課のように事件がどんどん起こり対処しなければならないのに対し、交通指導係は取締をして初めて仕事が生まれます。なので、仕事量がすごく多くはありません。そのため、私のいた警察署では交通指導係を希望する人がいましたが、白バイには行きたくないので迷っているという人もいました。
事故捜査係
この係では、事故が発生した際の現場捜査および実況見分をし、書類作成を行いますが、図を描くのがすごく面倒です。これが好きあるいは耐えられる人はここを志望するといいのではないかと思います。
また、３交代制のため、休日に呼ばれることは、よほどのことではない限り招集されません。
