生活安全課とは 警察官になるには?と考える前に

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生活安全

 生活安全課は各警察や警察署によって、業務内容のどこに重点が置かれているか異なっています。というのも、刑事法以外の事件を扱い、幅が広いので各現場や自治体の状況によって少人数だったり大人数だったりします。
 今後は、サイバー犯罪の人数が増えていくのではないでしょうか?ただ、警察署にサイバー犯罪対策係はできないかなと思います。あくまで、本部。

許認可係

 猟銃などの所持許可やパチンコ店や風俗店などの営業許可の申請窓口業務や調査業務をしています。詳しくは私にもわかりません(笑)

少年係

 少年が起こした犯罪はどんな犯罪であろうと99%少年(捜査)係が担当します。そのため、あらゆる犯罪を扱うことができる反面、難しいともいえます。

 少年と対峙しますので、必要なときには警察官としての威厳を出さなければなりません。相手の言うがままにされていたのでは全く話になりません。
 そういった面もありますが、私はこの係面白いと思います。警察官をする前までは、たむろしている少年は全員悪ガキで話しかけたくもありませんでしたが、警察官になってからは積極的に話したいと思うほどです。ただし、彼らはクセがあります。私はほんの触りの部分しか関わらなかったため、本当の難しさがきっとあると思います。

 何よりも、信用せずに少年に職質や事情聴取などをする必要があります。というのも、私は一回小学校中学年の子に騙されました。先輩・上司は「最初から信用なんかしてなかったけど・・・信用してたの(笑)?」と言われてしまいました。

生活安全捜査係

 刑法以外の犯罪、いわゆる特別法犯はこの係が担当することになります。
 例えば、ストーカー規制法や不正アクセス等のハイテク犯罪、ゴミの不法投棄、売春等の風俗犯罪等の犯罪を扱います。

 ここは、刑事課盗犯係と逆で扱う事件の種類が多い(いや多すぎるw)ため、書類作成で数多くの種類の司法書類を作成することになります。それが大変だと思います。
 書類の種類が多いだけね!と思ったらいけません。扱う事件の種類が多いと、検挙できるかどうか法律要件を十分に確認しなければなりません。刑事課盗犯係なら、もちろん確認はしますが、多くの同様の犯罪を扱うので、要件もすぐに覚えます。
 ここが違いでしょうか。もうひとつあるとすれば、警察署における係は思ったより少人数。

相談係

 警察署に寄せられる各種の相談に乗り、それを担当部署に引き継ぐ係です。
 警察署に寄せられる苦情・相談は結構多いです。そして、中には1件あたりの相談時間が長くて処理が追いつかなくなることもあります。すべてが正常な相談かというとそうでもないわけで…(;‾ー‾A
 またその書類作成が大変になります。